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時期によって異なる治療方法

小児の矯正治療には、0期、1期、2期があります。
0期とは乳歯が生えた子供の矯正治療になります。
1期治療とは乳歯と永久歯が混ざっている状態の混合歯列期に行う治療のことです。
そして2期治療とは、永久歯が生えそろった永久歯列期に行う治療のことです。

この時期によって、行う治療方法は様々ですが、当院ではこの時期を0期、1期、2期の3つの時期に分けて治療をすすめていきます。当院で、最も適した時期を見極めて、矯正治療を開始しましょう。

みずほの森矯正歯科の矯正治療ステージ

0期治療(乳歯列期)
  • 対象年齢は3歳から5歳頃。
  • 咬み合わせによるアゴのズレを治療していきます。
  • 舌のクセや指しゃぶりなど、咬み合わせに影響するクセを早めになおします。

1期治療(混合歯列期)
  • 対象年齢は6歳から12歳頃。
  • 上下の歯のバランスを調整して、受け口、出っ歯等の治療を行います。
  • アゴと歯のバランスが悪いために、将来的にも歯ならびが改善しないと予想される場合に、アゴの成長を積極的に促進する治療をします。

2期治療(永久歯列期)
  • 対象年齢は13歳以降。
  • 混合歯列期(1期治療)からの総仕上げとなる治療です。
  • はえそろった永久歯(一生涯生え替わらない歯)をキレイな歯ならびに仕上げていきます。

当院の治療スタンスとして、0期治療、1期治療にいろいろと盛り込みながら治療を行っていきます。
出来るだけ、0期治療、1期治療の頃に治してしまったほうが、0期治療、1期治療だけで済む場合があるからです。
他院の矯正歯科の先生によっては、0期治療、1期治療と2期治療を分けずに最初から0期治療、1期治療、2期治療を含めた料金で、診療を行う医院さんもあるのですが、それは患者さんにとって得策なのか?と私は思うわけです。
結局最初からその値段だと、患者さんからするとハードルがかなり高くなってしまいます。それならば治療は出来ない…という判断をくだされる患者さんもいらっしゃいます。
当院の場合は、0期治療、1期治療、2期治療を必ず分けて診療を行っています。
料金も別々です。
そして、0期治療、1期治療で治らなければ、そこから先は2期治療ですよ。というスタンスで診療をおこなっています。比較的そういった面でも、これまでの患者さんから良心的ですね。とおっしゃっていただけます。
最初から、0期治療、1期治療も2期治療も含めてしまうと患者さんがかわいそうだと私は思います。

患者さん1人1人の状況をみたときに、例えば、兄弟が二人いたりすると、やはり親としては両方やってあげたいという気持ちになります。しかし、1人に70万円、80万円とかけてしまうと、その次の子に出してあげれないんじゃないか…そんな不安があると思います。
その為、当院ではまずはじめに0期、1期治療を行い、0期、1期で出来るだけ良いところまでやってしまいましょう。というスタンスで治療を行っているので、その時期に結構治してしまうケースもあります。その為、0期、1期治療だけでもういいです、という方も多くいらっしゃいます(笑)でも、それはそれで満足していただける結果につながるので、私は良いと思っています。

患者さんの状況はひとそれぞれです。0期、1期治療で終わる患者さんもいらっしゃれば、2期治療までかかってしまう患者さんもいらっしゃいます。でも、お一人お一人の状況に合わせて、患者さん目線で医療を提供するのならば、このスタンスが最良であると私は考えております。

ですから、小児の矯正歯科をお考えのお母様、お父様、まずは0期、1期治療からだけのお考えでも結構です。
まずは、みずほの森矯正歯科にご相談ください。

どこまでいったら満足なのか?というのは人それぞれ異なります。そういった意味では、1期治療の中で出来る限りのことはやってしまいます。

基本的には全部歯が生えかわるのが、13歳になります。当院では、1期治療をそこまで引っ張るので、全部の歯が生えてきて、その時点で悪い状態で、仕上げの治療が必要であれば2期治療をしましょうか。というスタンスでおります。1期治療で終われるのであれば、そちらのほうが費用も抑えられて、期間も短くできて終われていいですよね。私達も子育て世代だからこそ、ママや、パパに優しい診療を心掛けていきたいと思います。

2017年3月13日